2010年08月05日

「ふるさとプロジェクト」とは?

「ぼくが生まれた この島の空を

    ぼくはどれくらい 知っているんだろう」

これは皆さんご存じの通り、Beginの島人の宝の一節です。 若者の声を代弁してくれるような素敵な歌で、心の奥に響きます。 聞くたびに、歌詞を見るたびに、そして、自分自身が沖縄のことを考えれば考えるほど、島人の宝が心に染み渡るような感覚を覚えます。

ふるさとプロジェクトは・・・

「もっとふるさとのことを知りたい」

「もっとふるさとのことを伝えたい」

という想いを持った学生が集まり、立ち上げました。


プロジェクトの目的は・・・

沖縄の中学生・高校生にもっともっと、自分の生まれ育ったふるさとに興味を持ってもらうこと。

そして、ふるさとを誇りに想い、世界に発信していける力を育てること。

この目的を達成するために、以下の活動に取り組んでいます。

1.沖縄を題材とした中学生・高校生向けの英語の教材を開発すること。
2.沖縄を題材とした中学生・高校生向けの英語の本を出版すること。

1の活動に関しては、県内の某大学の先生にご協力をいただいて、英語教育に関する講義とコラボして、教材を作成しています。2の活動に関しては、那覇NPO支援センターを通して、那覇市から助成金を頂いて、英語の本を出版するために動いています。

教材や本は沖縄に関することを題材としています。例えば・・・「エイサー」「お盆」「ヤンバルクイナ」「サンゴ」「タコライス」「しまくとぅば」「糸満の起源」などなど・・・

県内の中学生・高校生に馴染みのある題材だけれど、少しユニークな視点から取り上げています。

「糸満ってなんど糸満っていううか知っている?」

「実は、昔、漂流したイギリス人8人が糸満に流れ着いたからだよ」

つまり、「eight men」 「エイトマン」 「エイトマン」 「イトマン」になったらしいよ。

といったように、糸満という誰でも知っている地域のユニークなストーリーを題材としています。

子どもたちが、「へー、しらなかった!」って思ってくれて、「実は自分の生まれ育った地域のことをあまりしらないのかもしれない。」と感じてくれることを願っています。その「気付き」がふるさとへの興味を喚起するのではないかと思います。

さらに、教材や本を活用して、ふるさとを英語で世界に発信していける力を養成していければ最高です!

「沖縄のお盆は日本と違って旧暦の7月13日~15日にやるんだ!」

「県内でもお盆の慣習は違うんだよ!」

といった感じの内容を中・高生が英語で説明できるようになってほしいと思っています。



Posted by ふるさとプロジェクト at 11:47│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

プロフィール
ふるさとプロジェクト
QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人